ゲーミングPCの選び方

初心者向けゲーミングPCの選び方

主にPCパーツについての記事をアップしています。これから自作PCにチャレンジしようとしている方にもオススメです!

ゲーミングPCを構成しているパーツ

ゲーミングPCはどんなパーツで構成されているか皆さんはご存知でしょうか?

普段からパソコンに興味があって、ちょくちょく調べているという人以外はほとんど知らないか、あまり興味がないことかもしれません。パーツに詳しくなくてもパソコンは買えるし、ゲームもプレイできます。PS4も実際はパソコンとほぼ同じ仕組みで動いていますが、中身を意識してゲームをしている人などいないと思います(笑)

PS4を購入しようとなると、スリムタイプかPROのどちらを選ぶか、HDD(ハードディスク)の容量をどうするかくらいで、選択肢は多くないため、あまり迷うことはないと思います。

これがゲーミングPCとなると、選択肢が多くなりすぎて初めてPCに興味を持った人の頭の中は"???"となってしまいます(笑)私も今は知識がありますが、最初は全くわからず、ゼロから調べるのはかなり苦労しました。

私がこのブログで知識を共有することで、読者の皆さんにもある程度の基礎知識が身につき、自分の予算と目的に合わせた理想のPCを手に入れることができると思っています。前置きはここまでにして、早速本題に入りましょう。

 

PCを構成しているパーツ

  1. CPU
  2. グラフィックボード
  3. 記憶デバイス
  4. メインメモリ
  5. マザーボード
  6. 電源
  7. ケース

大きく分けると以上の7つのパーツで構成されています。PCを購入するときは、この7つのパーツの情報と予算を考慮して選ぶことになるのですが、まずはこれらのパーツがどのような役割を果たしているかを解説していきます。

CPU

f:id:polarishat:20200614160609j:plain

CPUは、パソコンにおいての頭脳だと思ってください。CPUの性能次第でパソコンの動作が早くなったり遅くなったりするので、用途に合わせて選ぶことが大事です。

 

グラフィックボード(GPU

f:id:polarishat:20200614161202j:plain

グラフィックボードは、3Dグラフィックや映像の処理を行うパーツで、ネットの記事などを見ていると、”GPU”、”ビデオカード”、”グラボ”など様々な呼び方がありますが、すべて同じパーツのことです。

PCを操作してモニターに映像を表示するには必ず必要なパーツで、グラフィックボードがあるからモニターに映像が表示されます。言い換えれば、CPUだけでは映像が表示出来ないということになります。

ただ、CPUにはこの映像を表示させる機能が付いているものがあり、その場合はグラフィックボードがなくても映像の表示が可能です。

最新のゲームをプレイするならこのグラフィックボードは必須のパーツになりますが、ゲームはしないし重いグラフィックの処理もしないという人には、絶対に必要というわけではありません。学校や会社にあるパソコンにはおそらく搭載されていないと思います。(CPUに映像表示の機能があるものを使っているため)

 今回はゲーミングPCが目的なので、このパーツが最も大事で、最も予算を割くべきパーツになります。

 

記憶デバイス(ストレージ)

f:id:polarishat:20200614162106j:plain
f:id:polarishat:20200614162335j:plain
左からHDD、SSD


記憶デバイスとはデータを保存しておくパーツのことで、ハードディスク(HDD)やSSDなどを指します。スマートフォンだとストレージ容量が64/256/512GBから選ぶものがありますが、あれも記憶デバイスです。

 

メインメモリ

f:id:polarishat:20200614163015j:plain

メインメモリは一時的にデータを保存しておくパーツで、このメモリの容量が多ければ動作がスムーズになると思ってください。

メモリの容量の大きさはは作業する机の大きさに例えることができます。机が大きければ教科書、ノート、資料、音楽プレイヤーを同時に置くことができ、教科書と資料を確認しながら音楽を聞き、同時にノートに記述することができます。

いっぽう、机が小さいと教科書と音楽プレイヤーしか置くことができず、ノートを置くには教科書をどかさなければならないという余計な作業が発生します。

つまり、メモリ容量が大きければ同時に沢山のことが出来るが、容量が小さいと同時に出来ることは限られ、他のことをするには机を整理してから別の作業に移ることになります。

よくスマホやパソコンが固まって動かなくなったりカクついたりするのは、このメモリの容量が少ないことも原因のひとつと考えられます。

 

マザーボード

f:id:polarishat:20200614163035j:plain

マザーボードとはCPU、グラフィックボード、記憶デバイス、メモリなどを搭載する基板のことです。電源から供給された電力を各パーツに伝えたり、動作を制御する役割があります。すべてのパーツの力の源であり、”母なる基板”という名前の通りですね(笑)

 

電源

f:id:polarishat:20200614163100j:plain

パソコンの電源は容量が大きいものが多く、一般的なのは450W~650Wくらいです。中には1000Wを超える電源もあり、用途によって様々なものを選ぶことができます。

 

ケース

f:id:polarishat:20200614163130j:plain

すべてのパーツを収める”箱”です。ある人はパーツが収まれば何でもいいと言い、ある人はピカピカに光らせることにこだわり、またある人は静音性を重視し、剛性の高いものが最善だと考えます。

つまり、人によって正解は様々でケースを選ぶのが一番楽しい!という人もいるくらい奥が深いパーツです。ちなみに私は静音重視派でしたが、最近は見た目を重視派に浮気気味です(笑)

 

以上、PCを構成している7つのパーツを簡単に紹介しました。次回からは実際にパーツの選び方を解説していきますのでお楽しみに!

最後に自作PCの掲示板で有名なコピペを紹介して本日の記事を締めたいと思います。

 

自作PCのパーツはどれを重視すべきか?

CPU・・・パソコンの頭脳に当たる部分、ここは重要

メモリ・・・当たり外れの大きな部分、ここは値段で妥協するな

マザボ・・・PCの基礎となる部分、ここは質にもこだわるべき

HDD・・・何より大事なデータが保存される部分、ここは重要

グラボ・・・ゲームや動画再生能力はここで決まる、ここは大事

電源・・・ここがダメになると他のパーツもダメになる、ここは妥協出来ない

ケース・・・一番長く使う。ここから決めるぐらいの大事なパーツ

キーボード、マウス・・・直接触れる部分、ここに金をかけると幸せになれる

モニタ・・・これがダメだとどんなPC組んでもダメ。いいものを買え