ゲーミングPCの選び方

初心者向けゲーミングPCの選び方

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PCで音をよくする方法

PCで音をよくするには?

せっかくゲーミングPCを用意したのであれば、いい音でゲームを楽しみたいと思うのではないでしょうか。

マザーボードの項でも述べましたが、サウンドチップがいいマザーを選ぶのが一番簡単でコストもかかりません。

その他にも、サウンドカードや外付けのDACを購入するというのもありますが、今はサウンドカードより外付けのDACのほうが主流のようです。

これは、PCケースの内部はノイズだらけでサウンドカードにもそのノイズが乗ってしまうが、外付けのDACであればそのノイズを抑えられるというのが理由です。

ただ、サウンドカードやDACを買うということは追加のコストがかかるということになるので、そこは予算との相談になります。

コストを抑えていい音を楽しむのであれば、繰り返しになりますがサウンドチップにこだわることです。

現状、マザーボードオンボードサウンドチップの最上位クラスの「ALC1220」以上がベストです。

マザーボードの値段は多少上がりますが、1万円くらいのDACを買うよりはコストも抑えられ、音質もほとんど変わりません。

そもそもヘッドホンが廉価品であればDACを使っても音は変わらない可能性もあります。

音を良くしたいのであれば、まずはヘッドホンにお金をかけるべきでしょう。

おすすめヘッドホン

これは予算によって変わってきますが、個人的におすすめしたいのが「開放型のヘッドホン」です。

一般的なクローズドのヘッドホンに比べ、明らかに音が違うのが感じられます。

視聴できる環境があれば一度試してみるのをおすすめします。

ちなみに私のおすすめは、beyerdynamicというドイツのメーカーの「DT 990 PRO」です。

このヘッドホンはインピーダンスが高いので、ノイズは抑えられる反面、汎用性に欠けるというデメリットがあります。例えば、スマホにつないで音楽を聴いてもスマホ側の電圧が足りず、音量MAXにしても小さくて聞こえないなどの問題が生じます。アンプで出力を上げてやる必要があるのですが、サウンドカードや外付けDACでも高いインピーダンスに対応していないものも多く、「DT 990 PRO」では出力不足になる可能性があります。(DT 990 PROのインピーダンスは250Ω)

先ほど紹介したオンボードチップの「ALC1220」であればインピーダンスが600Ωまで対応しているので、新たにアンプを買わなくて済みます。

こういった意味でも「ALC1220」は様々なヘッドホンに対応できるので安心です。

バーチャルサラウンド

バーチャルサラウンドは2chのヘッドホンで仮想的に5.1chなどのサラウンドを実現する技術のことで、FPSゲーム等で足音や銃声がどの方向からしてるかが分かるようになったり、その他のゲームでも没入感が増すことになります。

よくネットの記事でバーチャルサラウンドをするにはサウンドカード必須みたいな記事がありますが、実際にはサウンドカードがなくてもバーチャルサラウンドは利用できます。

それは、Windows10標準搭載の「Windows Sonic for Headphones」というものです。

参考記事

これらの立体音響のソフトは基本的にゲーミングと銘打っているサウンドカードとやっていることは同じで、仮想的にサラウンドを再現しているということです。

ソフトによって聞こえ方の好みや、定位(方向)がどれくらい正確かも変わってきまっす。

英語ですがこのレビューが分かりやすいです。(自動翻訳で日本語可)

これを観るとソフトウェアによる違いが分かると思います。安く済ますなら「Dolby Atmos headphones」がおすすめです。

参考記事

今まで述べてきた立体音響は普通のヘッドホンやイヤホンでも体験できるというところがポイントです。

サラウンドのためにゲーミングヘッドホンやサウンドカードを買う前に、本当に必要かどうか確認してみましょう。