PS4とゲーミングPCの違いとは?
PS4でもゲームはできるのに、なぜゲーミングPCでゲームをする人が増えているのでしょうか?
先に一番分かりやすい結論から言うと、「ゲーミングPCの方が高画質、高fps(フレームレート)でプレイできるから!」ということになります。
PS4とゲーミングPCの主な違いを簡単にまとめました。
fps(フレームレート)
フレームレートとは1秒間に何枚画像を表示できるかを示す数値で、テレビだと基本は60fps、映画は24fpsというように、コンテンツによって様々です。
60fps:1秒間に60枚の画像を表示
30fps:1秒間に30枚の画像を表示
参照元:グラフィックボードの性能を示す「フレームレート」を解説 | ちもろぐ
PS4ではproバージョンは60fpsまで可能(実際は60キープは難しい)ですが基本は30fpsです。
これがPCであれば、240fpsという高いフレームレートの実現が可能となります。いわゆるヌルヌル動くというやつです!
ただ、ゲーミングPCさえ買えば必ず240fpsが達成できるわけではなく、PCのスペック(特にグラフィクボード)によって上限が大きく変わってしまいます。ここは改めて別の記事で解説します。
画質
ゲーミングPCの最大の魅力は圧倒的な高画質でプレイできることです!臨場感や没入感が高まり、今まで以上にゲームを楽しむことができるはずです。
また、PS4では基本的に画質の変更はできませんが、ゲーミングPCであれば画質の設定が可能です。例えば、軽いゲームであれば高画質にして60fpsをキープし、重いゲームであれば画質を落として60fpsをキープするというような調整ができるというのもいいですね。
Mod(モッド)
Mosとは、簡単にいうとゲームを改造できるデータのことです。
改造というと悪いことのように聞こえますが、実際にどんなことができるのでしょうか?ここではモンスターハンターワールドを例に代表的なものをいくつか紹介します。
- 受付嬢の見た目を更に美人な容姿に変化
- 主人公をニーアの2Bなど別のゲームのキャラに変更
- 防具や武器の見た目を変化
- グラフィックを大幅に向上させる
更に便利なツールとして
- モンスターのアイコンに、弱点の属性のアイコンを表示させる
- マップのアイコンを変更し見やすくする
- モンスターの残りHPを表示させる
いわゆるチートModと言われているもの
- 全てのアイテムを店で購入できるようになる
この他にもたくさんのModがあり、クリア済みで飽きてしまったゲームでも全く違った楽しみができるのもModの楽しみ方の一つです。ただし、オンラインで遊ぶ際はこれらのModを入れることは禁止されている可能性もあるので、注意が必要です。
オンライン環境
PCでのオンライン対戦は無料!これは大きなメリットですね。マイナス面としてはオンラインの人口が、ゲームによってはPS4よりも少ないということがあります。ただこれは、日本でのみ流行っているゲームに見られる傾向で、海外のユーザーを含めればそこまで劣ることはないと思います。
一番の問題点としては、PC版のオンラインはModが使えるため、チートを使ったプレイヤーが少なからずいるということです。最近は対策されているゲームがほとんどですが、完全になくなったわけではありません。
操作方法
PCでの操作は慣れが必要で最初はかなりの違和感を感じるはずです。ただ慣れればコントローラーとほぼ同じ感覚でプレーすることができます。特にFPSゲームであれば、マウス操作でのエイムの安定感は圧倒的です!
もちろんPCではPS4、switch、Xboxなどのコントローラーを使うことも可能なので、プレースタイルによって選ぶことができるのも魅力です。
ゲームのロード時間
PS4をプレイしていてよく感じるのがこのロード時間の長さですよね。本当に長くてイライラしてしまいます(笑)
遅くなる一番の原因は、記憶デバイスがHDD(ハードディスク)だからで、読み込み速度に限界があるため、どうしても時間がかかってしまいます。
これを改善するにはSSDという記憶デバイスに変更することです。読み込み速度がHDDの5~10倍あるのでかなりの時間短縮が可能です。これはPS4でもPCでも同じことが言えるので、ゲームをするならSSDにすることをオススメします。
対応モニター
fpsの項目と深く関わる部分で、いくらハイスペックなPCで240fps出せたとしても、表示するモニターが240fpsに対応していなければ、結局60fpsしかだせないということになってしまいます。一般的なテレビや液晶モニターは60fpsまでに対応していていて、FPSをヌルヌルプレイしたいという人は144Hzや240Hzのモニターを用意する必要があります。
ちなみにこの"Hz"というのは詳細は省きますが、fpsと同じものだと思ってください。144Hz対応モニターであれば144fpsまで対応しているということです。詳しくはまた改めて記事にします。
互換性
PS4はPS3以前のゲームはプレイできませんが、PCであれば古いゲームもプレイが可能です。プレイできるゲームの数は圧倒的にPCの方が多いということになりますが、日本語対応で遊べるゲームとなると、実はPS4の方が多くなるかもしれません。
というのも、PS4独占のタイトルは基本的にPC版では販売されませんし、販売されたとしてもなぜか日本語版だけない(通称おま国)など日本のPCゲームユーザーに不利なことが多々あるからです。ここはどんなゲームをプレイしたいかよって変わってくると思います。
ゲームの買い方
PC版のゲームは基本的にダウンロードでの購入になります。有名なところだと「Steam」というプラットフォームになりますが、その他にも購入できるサイトはたくさん存在します。(ほとんどが海外のサイト)
PS4のパッケージであれば中古として売りに出すことも可能なので、これに関してはPS4のほうが有利ですね。
PC版のゲームの買い方に関しても、いずれ記事を作成する予定です。
ゲーム以外
ゲーム以外に関してはもちろん、PCの方ができることは圧倒的に多くなります。ゲームの配信から動画の編集まで、ありとあらゆることが可能となります。これもスペック次第ではあるのでこのブログで少しずつ解説していきます。
まとめ
PS4のメリット
- ゲーミングPCより圧倒的に安い
- オンラインでのチートを気にしなくていい
- PS4独占のタイトルがプレイできる
- 中古として販売できる
PS4のデメリット
- スペックが高くないため動作にカクつきが生じる
- フレームレートが低い(特にFPSゲームをプレイするひとにとっては)
- FPSゲームではコントローラーでのエイムはマウスに比べて不利
- 昔のゲームがプレイできない
- 音がうるさい
ゲーミングPCのメリット
- 最高設定の高画質な環境でプレイできる
- 高いフレームレートによってヌルヌル動く
- プレイスタイルのよってマウスやコントローラーを使い分けることができる
- 遊べるゲームの数は圧倒的に多い
- Modを導入できる
- オンライン対戦は無料で利用できる
- 知識があればPS4よりも安くゲームを購入できる
- ゲーム以外にも使える
ゲーミングPCのデメリット
- 一式揃えるのにかなりの予算が必要
- PS4独占タイトルなど、プレイできないゲームがある
- 様々なゲーミングPCが販売されており、どれを選べばいいのかわからない
- 基本的なパソコンの知識が必要(Modを導入する際は知識がないと少し難しく感じる)
- チートを使ったオンラインのプレイヤーが存在する
いかがだったでしょうか?今後はゲーミングPCのデメリットあったPC(パーツ)の知識や選び方などを、なるべくわかり易くお伝えできればと思います。